令和７年度　吉岡小日記

本校の特徴の一つに『清見文庫』があり、それに伴い、『選書会』なるものがあります。

清見文庫は、地域の渡部清見さん（大正13年度卒業生）が2008年に図書の寄贈をしてくださったのが始まりで、現在、御子息の渡部強司さん（昭和27年度卒業生）に引き継がれています。

選書会では、体育館に300冊近い図書をずらりと並べ、それらの中から全校児童の希望を取って選びます。毎年50～60冊もの図書が寄贈されており、今年で18回目ですので、およそ1000冊の図書が本棚に並んでいることになります。

清見文庫は、「吉岡っ子に、たくさんの本を読んで知識を蓄えてもらいたい。そして、世界に目を向け､世界で活躍する吉岡っ子になってほしい。」との渡部さん親子の深い思いが込められています。

今年は345冊の図書をお借りして、全校児童が選書しました。

また、児童代表の読書感想文の発表も行いました。１年生毛利さん、６年生重川さんです。自分の想いをしっかりと自分の言葉で表現していました。

渡部さん、心より感謝申し上げます。