なすことによって学ぶ

2022年5月6日 11時00分

 5月2日、『ようこそ1年生集会』と『遠足』を実施しました。

吉岡小日記で紹介のとおり、ようこそ1年生集会では、各学年の出し物や手作りプレゼントにより1年生に喜んでもらえる時間となりました。また、遠足では、目的地までしっかりと歩き、しんどさの中にも達成感を味わうことができる機会となりました。

学校では、様々な教育活動の実践を通して児童が学びを得るよう工夫しています。「なすことによって学ぶ(learning by doing)」とも言われています。

ようこそ1年生集会では、なぜ、1年生が楽しんでくれたのか。その理由について、全校児童には次のように話しました。

①みんなが自分のことではなく、1年生のことを思い・考えたから。

②1年生のことを思いながら、準備をしたから。

③恥ずかしいなと思った人もいたかもしれませんが、恥ずかしい気持ちに負けず、練習したから。

④1年生に喜んでもらおうと、プレゼントを完成させ、しっかりと発表したから。

 

「自分も楽しい、周りの人も楽しい」ためには、他者意識や協働性が必要です。

上記の①から④を各学級で進めていく中で、人の役に立つ喜びを実感し、自分に自信を持ち、将来の自己実現に向かう基礎が養われていくものと考えています。

1年生の嬉しそうな笑顔、2~6年生のやり遂げた笑顔からは、ただ単に楽しかったでは終わらず、意義深い一日になったことと感じています。